スピードとは、15mの壁で速さを競う種目です。
こちらの写真は昭島にあるモリパークスピードウォールになります。
陸上だと100m走とかいいますが、クライミングだと15m登といったところでしょうか。
ここでは、スピードについてのルールや記録についてご紹介します。
目次
スピードとは?
2人の選手が同じ条件の壁を同時に登りタイムを競います。
高さ15mもあるので、安全確保のためにロープが用意されています。
コースは世界共通で、傾斜は95度。微妙に前傾していますね。
ルールは?
世界選手権では、予選は2回トライして速い方のタイムを採用します。
上位16名が決勝に進むタイムレース方式で行われ、決勝では1回しかトライできず、トーナメント方式で勝敗を決める感じになっています。
世界記録
男子の世界記録は5秒48。
女子の世界記録は6秒99。
世界記録は男子ではレザー・アリプアシェナ(イラン)の5.48秒、女子ではエリーズ・スーザンティ・ラハユ(インドネシア)の6.99秒。
日本記録
日本においては、楢崎智亜が6.159秒、野中生萌が8.404秒で現在、記録保持者となっています。
日本記録を持っている楢崎選手は、現在、智亜スキップとマルチンスキップを練習しており、世界記録を狙っています。
スキップ技
智亜スキップ
楢崎智亜選手が開発した新技。
赤枠のホールドをスキップします。小さなホールドは踏まず、更に次のホールドも掴まずスキップします。
そうすることで体の重心が左に行かず、上に進めるようになります。
マルチンスキップ
元スピード世界ランク1位のマルチン・ジェンスキー(ポーランド)が開発した技。
中盤のホールドを使わずスキップします。これもスキップすることで、一瞬、体が左に行くのを防ぎます。
まとめ
世界選手権とか見ていると、決勝では1トライしかできないので、成功率が高くないとそもそも試せないですよね。。
この二つのスキップをマスターして、楢崎選手に世界記録を塗り替えほしいですね♪
スピードはまだ自分もやったことがないので、近いうち挑戦したいと思います!
体験したらまたアップしますね。ただ今はどこも休業ですので、温めておきます。。
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