リードとは、12m以上の壁で登った高さを競う種目です。
こちらの写真は埼玉にある加須こいのぼりクライミングウォールです。
ここでは、リードのルールや有名選手、道具についてご紹介します。
目次
リードとは?
リードをやるときは、必ずビレイヤーが必要になります。ビレイヤーとはビレイする人のこと。
ビレイとは英語で「belay」。意味は「索止め栓に八の字形に巻きつける、ロープで確保する」になります。簡単に言うと、安全確保をしてくれる人ですね!
このビレイヤーがいることで、クライマーは登ることができます。ボルダリングは一人でできますが、リードは二人以上が必要になりますね。
ルールは?
12m以上の傾斜がついた壁を6分の制限時間でどこまで登れたかを競います。
ワールドカップや世界選手権などの試合において、予選では2本、準決勝と決勝では1本のコースを1回ずつのみトライします。
準決勝と決勝では全員でオブザベーションを行い、他の選手の競技を見ることはできません。上位選手の高度が同じだった場合は、より早く登った選手が上位となります。
もっとも持久力が問われる種目です。安全確保のためにロープが用意されています。
有名選手
リードは、スポーツクライミングのうちの1種目です。なのでオリンピックでメダルを取るとなると、スタミナも必要になってきます。
森 秋彩(もり あい)
日本人選手でリードが強いのは、森選手ではないでしょうか。
世界選手権2019で3位でしたが、日本人の中ではトップです。
まだまだ若いのでこれからの成長がとても楽しみです!
ヤンヤ・ガンブレット
この選手はヤバいです!なんでかというとリードもさることながらボルダリングも強いです。
世界選手権2019の結果をみていただくとわかります。
ボルダリングでは、あの野口啓代選手をおさえての1位…、化け物ですね!!
ヤンヤ選手は、もともとはリードの選手みたいです。
白石 阿島(しらいし あしま)
あとは、日本人でありながらアメリカ国籍を持つ選手の白石選手です。
まだ18歳だけどすでにキャリアは12年。詳しくは以下のページで紹介しています。
リードに必要な道具は?
リードには、安全確保のために以下の道具が必要になってきます。
ロープ
ロープはクライマーとビレイヤーを繋ぐものになります。長さは色々ありますが、50~60mくらいが一般的になります。クライミング用のロープは伸縮性があり、伸びることで衝撃を吸収してくれます。
ハーネス
ハーネスは腰と両足の太ももの3点で体を支える道具です。これにロープやカラビナを繋ぎます。
クライマーは自分のハーネスに、ロープを八の字結びで連結します。
ATC(ビレイ器)
手で持っているのがATCになります。
カラビナ
ATCとハーネスを繋いでるのがカラビナになります。ATCとセットで使います。
ATCにロープを通してクライマーを支えます。
まとめ
リードも日本人選手が上位圏内にいるので、オリンピックが非常に楽しみです。
リードは何度かやったことがありますが、高さがあって怖いのと、スタミナが持たないです…
足さばきが上手でないと手を休めることができませんね。ボルダリングが多少できても、リードは上手くいかないのが面白いところです。慣れが必要ですね^^
もしやってみたいという人は、道具はジムに行って借りれますのではじめは揃えなくても良いと思います。
ジムによっては講習があるので、講習を受けてから始めてみましょう。
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