東京オリンピックからスポーツクライミングが採用されました。果たして記念すべき第1回目の王者は誰の手に!?
男子予選はNHKBS1、決勝はNHKEテレ1東京[2]で放送。一昨日予選が終わって、今日は決勝。
予選と決勝の結果をまとめてみました。
目次
開催場所
青海アーバンスポーツパーク(東京2020大会)
出場選手
日程
予選・決勝の日時は以下。
<日本時間>
2021/08/03(火) 予選
17:00~男子複合 スピード
18:00~男子複合 ボルダリング
21:10~男子複合 リード
2021/08/05(木) 決勝
17:30~男子複合 スピード
18:30~男子複合 ボルダリング
21:10~男子複合 リード
予選結果
ここからは予選の結果です。3種目の合計、上位8人が決勝進出です。
スピード
2本トライして良い方のタイムが成績になります。レーンAとレーンBでそれぞれ1本ずつトライする。
楢崎選手は1回目のトライで5.94を叩き出して2位に。2回目はDNS。DNSは”Did Not Start, Do Not Start”の略で、スタートしなかった,スタートしないという意味になります。
頑張って1位を目指すというよりは”残り2種目の体力を温存する”という意味ではナイス判断だと思います。
ボルダリング
4課題ある中で、Top(ゴール)、zone(ボーナス)、Attempts(トライ数)で順位が決まります。
結果の見方ですが、楢崎選手の場合で見ていきましょう。
1課題目はT2z1。つまりzoneは1トライ目でゲットして、Topは2トライかかったという意味合いになります。
ではT4z4は4トライ目でzoneとTopをゲット。z1は1トライ目でzoneをゲットという感じになります。
スピードもボルダリングも2位なので予選通過はかなり濃厚ですね。
リード
どこまで登れたかを競います。同率の場合タイムが考慮されます。
楢崎選手の場合、26手までかかったということになります。
複合
スピード、ボルダリング、リードの順位を掛け算した結果で順位が決まります。
楢崎選手は2位で決勝進出です。おめでとうございます。原田選手は18位で残念でした。
楢崎選手は予選終了後のインタビューで緊張したと言ってました。堂々としていて、とても緊張したようには見えませんでした。
決勝結果
ここからは決勝の結果です。
スピード
予選と異なって、トーナメント方式の1発勝負。タイムというよりは相手に勝つことが求められます。
例えば楢崎選手の場合、1回戦で勝ったので4位以内確定→2回戦も勝って2位以内確定というような流れ。
ただ3回戦目で負けてしまったのでスピードは2位となります。足を滑らせてしまいましたね。
ボルダリング
リード
楢崎選手は1番目だったのでボルダリングの後であまり休めなかった感じがしました。
複合
記念すべき第1回目の王者はスペインのアルベルト・ヒネス ロペス選手でした。
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