【ボルダリング】足の使い方とつま先立ちの4つのメリット!初心者向け

ボルダリングは、腕だけで登っていませんか?はじめのうちは課題が簡単なのでいいかもしれませんが、課題が難しくなってくると既に腕はパンパンになって何も登れない状態になります。

 

そこで、足の置き方や、つま先立ちによるメリットを理解することで、腕への負担を緩和することができます。ここでは足の使い方と、つま立ちによる4つのメリットをご紹介します。

 

足の置き方が上手くなって、中級課題にトライしていきましょう!

 

目次

基本的な足の置き方

基本的な足の置き方には、インサイドエッジとアウトサイドエッジがあります。

 

インサイドエッジ

インサイドエッジは、つま先の内側で立つ方法です。最も基本的な足の使い方になります。

 

アウトサイドエッジ

アウトサイドエッジは、つま先の小指側で立つ方法です。はじめは体重が乗せづらいと思いますが、慣れるとインサイドエッジとあまり変わらない感覚になります。

 

以上が基本的な足の置き方になります。どちらもつま先が重要になってきます。

 

応用的な足の置き方

続いては応用的な足の置き方として、ヒールフックやトゥフック、スメアリングを紹介します。

 

ヒールフック

ヒールフックは、踵(かかと)を使います。読んで字のごとく、ホールドに踵を引っ掛けることをいいます。中級の課題くらいになってくるとよく使うので是非覚えておいてください。

トゥフック

トゥフックは、つま先の甲側を使ってホールドに足を引っ掛けることいいます。これもたまに登場してくるのでヒールフックとセットで覚えておきましょう。

スメアリング

スメアリングは、壁のホールドのないところに足を置くことをいいます。壁に足を置くというよりは当てる感覚に近いです。何気によく使うので覚えておきましょう。

 

このあたりをシレっとやっていると中級者に見えると思います^^以上が足の置き方になります。

 

つま先立ちによる4つのメリット

次に、つま先立ちによる4つのメリットについてご紹介します。これは是非覚えておいてください。

①遠くのホールドが取れる!

②足の入れ替えが容易!

③体の向きを変えやすい!

④傾斜を緩和できる!

 

①遠くのホールドが取れる!

より遠くのホールドが取りにいけます。フットホールドに足をベタっと置くよりも、つま先で立った方が遠くのホールドが取りにいけますよね。例えば日常生活で、キッチンとか高いところにあるお皿をとる時などつま先立ちする感覚と一緒です^^

 

②足の入れ替えが容易!

足の入れ替えが比較的簡単にできます。大きなフットホールドでの足の入れ替えなら問題ありませんが、小さなホールドだと足の入れ替えがシビアになってきます。そこでつま先でホールドに乗っていることを心が得ていれば入れ替えがしやすくなります。

 

③体の向きを変えやすい!

体の向きが変えやすくなります。つま先を軸にすることで、体の向きを右にも左も変えられるというメリットがあります。これがもしつま先ではなく足の裏全体をベタっと置いたりすると、一度上半身をあげて足の向きを変えなければならず体力を使ってしまう。

 

④傾斜を緩和できる!

壁の傾斜を緩和することができます。つま先立ちすることで踵が後方に出て、上半身が受けている壁の傾斜を緩和してくれます。僅かな違いかもしれないけど、中級〜上級になってくるとミリ単位の世界になってくるので、頭の片隅に覚えておきましょう。

 

足の置き方の練習

こちらはパンプクライマーズアカデミーの足の置き方を練習できる壁です。

指や腕を怪我したときに、足の置き方を練習するといいかもしれませんね。

 

実際に試してみてきました!シュールな絵になってますが^^なかなか面白かったですよ!

橙色のホールドは簡単でしたが、青色ホールドは難しかったです。行きと帰りで難易度が違うのも特徴ですね^^

 

まとめ

ここで言いたかったのは、足を置くときはつま先を意識してくださいということに尽きます。足をベタっと置くことはほぼないと思ってもらって構いません。

 

足の置き方が上手くなってくると、できる課題も増えてきます。緩傾斜の中級や上級の課題ができるようになったり、強傾斜でも足の置き方は活きてきます。足の置き方を理解して、色々な課題にトライしてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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