ボルダリングを始めて6級・7級は登れるけど、その先が登れないという方はぜひ足切りムーブを試してみましょう!
もしかしたら4級・5級の課題をサラッとクリアできてしまうことも!?
「足を切る?」と思う方もいるかもしれませんが、ホールドに乗っている片方の足を宙ぶらりんにすることです。
宙ぶらりんといっても、壁に足が触れるのは全然OK!むしろ壁に当てると安定します。
ボルダリング用語では、スメアリングといいます。
あえて足を切ることで、次の一手が安定して掴めるようになるのです!
初めは抵抗あるかもしれませんが、ムーブの幅が広がるので是非試してみてください。
ここでは足切りムーブのコツを紹介していきます。
目次
足切りムーブ動画①
では実際の動画を例に、足切りムーブをみていきましょう。
足切りムーブのポイント
左足を切ることで、右足に重心が移動し、右手が掴みやすくなっています。
この課題の場合、もし左足がホールドに乗っている状態で右手を取りに行こうとすると、右手のホールドが掴みにくいためしっかり掴めずに落ちてしまいます。
足切りムーブ動画②
足切りムーブのポイント
この場合は、右足を切ることで、左足に重心を移動することができます。そうすることで上体も左側に移動できます。
逆に右足がホールドに乗っている状態だと、左足に重心が移動していないため左手取りが遠い。。
足切りムーブ動画③
続いては、少し難しくなった課題を紹介します。
この場合、上の方にある小さな緑ホールドが左側からしか掴めないため、まず右の方に重心を移動してから左手で掴みに行く必要があります。
左足を切っていない状態で、無理やり上部の緑ホールドを左手で取りに行くと、うまく掴めず壁から剥がされてしまいます。
まずは右に重心を移動するために足切りムーブを使ってみました。
こちらはかなり苦労して落とした課題。難易度が上がるにつれて、足を切っている時間が長くなってきます。
関連動画
足切りムーブのまとめ
級が上がっていくにつれて少しずつ難しくはなってきますが、覚えておいて良いムーブだと思います!
正対ムーブもダメ。ダイアゴナルも使えない。そんな時は足切りムーブを試してみてください。
もし足切りムーブも出来ない!って人は、片足立ちする力が足りないかもしれませんね。
足の力が足りない人は、ボルダリングを定期的に登っていたら自然と足にも力がついてきますので安心してください。
階段使ったりして足の力をつけるのも良いかもしれませんね。
足切りムーブをものにして、上の級を目指していきましょう!
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